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SEOの初歩の初歩(第4回)

SEOでまずやるべきこと

さて、前回までにSEOの仕組みを説明してきました。SEO対策とは、これまでに書いたような基準に合致するようにホームページを改善していくことになります。つまり、重要視したいキーワードをタイトルや見出しに入れたり、リンクするときの文字(アンカーテキストと言います)をリンク先のテーマに合致した文言にする、外部のサイトから多くのリンクをもらうということになります。


ですが、実際にSEO対策を行う際に、その前に重要なことがあります。それがキーワード選びです。今回は、このキーワード選びについて書いていこうと思います。



人気キーワードかニッチなキーワードか?

キーワード選びはなかなか難しいです。多くの方に訪れてもらおうと思った場合、多くの人が検索するキーワードでSEO対策をしたくなりますが、競合サイトも多く、上位進出のためには多くのコストを要してしまうことになります。逆に、検索数の少ないキーワードの場合、上位には表示されますが、検索数自体が少ないので、結局アクセスアップに繋がらないというケースもあるのです。この辺は、正解がないので、よく考えてキーワードを選ぶようにしましょう。


さて、ここで検索数というのをお伝えしましたが、これはどのようにして知ることができるのでしょうか?

実は、Web上ではこのような情報を無料で提供しているサイトがあります。ここでは、代表的な「Google キーワードツール」をご紹介します。(他にもたくさんあります。)


Google キーワードツール

GoogleがAdwords(Googleの検索エンジン連動型広告)の広告主向けに提供しているツールです。月間の検索数や競合性(キーワードに入札している広告主の数を表す相対的な指標)が分かります。

Google AdWords- キーワード ツール



SEO対策の流れ

キーワードを選んだら、SEO対策をしていくことになります。対策は「内部対策」と「外部対策」に分けられます。内部対策とは、自身のサイトを修正し、検索サイトからの評価を高める手段です。自身のサイトに対する対策ですので、比較的行いやすい対策です。一方、外部対策は自身以外のサイトに対して行う対策です。具体的には、リンクの獲得がメインになります。内部対策と外部対策は、どちらかをやるというものではなく、両方ともに行っていく必要があります。


実際にSEO対策を行った後は、その効果を検証する必要があります。効果を検証して、更なるSEO対策を実行していくと言うことになります。つまり、SEOもPDCAサイクル実行していくと言うことです。


次回は、内部対策について書きたいと思っています。




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松田ITサポート室 室長

中小企業診断士・松田充敏
中小企業診断士
まつだ みつとし
松田 充敏

こんにちは。IT・Web技術者&中小企業診断士の松田です。神奈川(横浜)を中心に活動中です。

中小企業様向けのホームページやIT活用のためのコンサルティング、Web関係のアプリケーション製作、セミナー講師などを行っています。

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